文明通信2017年3月号
「人生は二度あった(大いなる宣伝への序章・笑)」
今年に入ってからこの紙面上で私は前職(学習塾講師時代及び教室運営時代)の話を多く述べていますが、先日もかつての教え子が来店してくれて、「中学時代に赤澤先生に教わったbeenとgoneの話とかまだ覚えてるんですよ」と言ってくれました(※現在完了の「完了・経験用法」と「結果用法」の違いを「ビーン」はグルっとブーメランのように戻ってくるような吹き出しの絵を描き、「ゴーン」は一方向の矢印の絵で「行きっ放し(今はもうそこにいない)」のイメージの話、そう、かなり感覚的抽象的な話です)。
時が流れ、トンビは鷹を産み、彼女は某J智大学に現役合格し、さらにさらに時は流れ、
主婦となり母となり、彼女は只今英語塾を開業しております。
彼女のみならずかつての教え子たちがわざわざ来店してくれたり、
また山梨での教室長時代に働いてくれていた講師達が野を越え山を越えわざわざコーヒーを飲みに来てくれたりするのはまさに前職冥利に尽きる瞬間なのですが、ふと思うことがあります。例えばこの「ビーンとゴーンの話」や他にも多々ある「我がオリジナル解説集(!?)」を伝えていた日々と、現在の店舗経営という業務内容が呆れるほど関係ないということです(笑)。こうして毎月書いているこの文明通信のようなものを「教室通信」として保護者の方に送る月謝明細に同封したりしていたことは共通(内容は全く異なりますが)しているのかもしれませんが、少なくとも飲食店に長年従事し、その経験を活かし、独立開業した人とは雲泥の差で関係の無い業務であり、過去の職種経験を活かすという実践的な意味では役に立つことが非常に少ないのが難点ではあります。
しかし、ある意味人生を一度完全にリセットし、全く異なる新たな人間としてやり直した面白みということを最近思うようになりました。「人生が二度あれば」「今度生まれてくる時は」が、現実のものになっていることはなかなかにドラマチックであり、痛快なものです。
さて、話が二転三転してしまいますが、私にとってそんな過去と現在の職種において限りなく無に等しかった共通点の中で、ある意味「唯一の接点」とも言える部分を使って、この度パフォーマンスする機会に恵まれることとなりました。
それはズバリ、「コーヒー講座」というものです。
今回これへの大いなる宣伝の前フリでした(笑)。
詳細は裏面をご覧ください→(裏面に続く)
赤澤珈琲研究所 代表 赤澤 智
「コーヒー講座のお知らせ」
神保町にあるカラフルピープルという「障害をお持ちの方々や難病の方々の就職活動をゼロから最後まで、そして就職後の職場定着までワンストップでお手伝いする、国指定の就労移行支援事業所」があります。
この度ここで「コーヒー講座」というものをやらせていただくことになりました。
どなた様も(なんと無料で!)参加いただけます。
講義内容は「コーヒーの素敵な楽しみ方」と称し、ビギナー向けのもので、
豆の選び方、挽き方、ドリップコーヒーの正しい淹れ方、等をお話させていただき、
実際にペーパードリップでコーヒーを淹れ(サイフォンではありません)、試飲していただくコーナーもございます。
3/22(水)カラフルピープル神保町にて。入場無料。
時間はお昼12時~13時半までの約一時間半です。
平日水曜の真っ昼間という点でなかなか来るのが難しいかもしれませんが、
ご都合つく方はぜひお気軽にいらしてください。
申し込みはお手数ですが、全て「カラフルピープル神保町」さんへの下記メールまたはお電話にてお願いします。
jinbou@colorfulpeople.jp (電話)03-6272-5775
(住所)東京都千代田区神保町2-8-20トラストワンビル12 4階
※場所は「珈琲文明ではありません」のでくれぐれもご注意ください。
※終了しております。※