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2024-05-06

文明通信2024年5月号

「これから火曜日に【臨時営業】することが増えます」

去年から毎週水曜に加え火曜日も定休日としています。
週休二日の飲食店なんてあまり聞いたことがないと思いますが、実情を申し上げますと、火曜日はお店は閉めているもののほぼ確実に私は店内で作業をしています。
店内清掃をはじめコーヒーゼリーやカレーを作ったり新しいコーヒーが入るとカッピングをしたりドリップバッグのパッキングをしたり、そしてこれが最も時間を割くことですが毎週連載の記事を書き入稿するというライターとしての仕事も店内で行います。
これらの業務は完全に店を閉めなくても平行して遂行することが可能な場合も多く、ただし土日祝日は勿論のこと平日もお蔭様で日々混雑状態にある場合は手が回りません。
そこで、公には「火曜水曜定休」は変えず、火曜日に突然店を開ける日をこれから設けていこうと思います。
あくまでも「臨時営業」なんでGoogleや食べログやSNS各種さらには当店のHPでさえも事前アナウンスすることはないので遠方から来店するお客様もいませんし、この情報を知ってる人かあるいは店の前を通りかかって入って来るといった近隣地域の方々が入りやすい状態を生みたいと思います。
例えば近所に家系ラーメンで連日行列の絶えない人気店「末廣家」さん(※詳細は裏ページで特集します)の前を通るとごく稀に誰も並んでいない時があり、そんなことがあると条件反射的に入ってしまったことが私の場合少なくとも過去2回はあります(笑)。
このような「もし空いているなら入りたい」というニーズにも応えられる日にもなると思いますのでぜひご利用ください。
ところで、昨今の会社勤めの人は「時間外労働、残業」などが法にも守られ減ったのかもしれませんが、見方を変えると「もっと働きたくても働けない」時代ともいえます。
例えば私は前職(学習塾教室長)で時間外や残業などという次元ではなく週の半分くらいは教室に寝袋持参で泊まっていました。
業務遂行までの時間が人一倍かかる体質ゆえ圧倒的時間量を投入して成果を出すしかなく、もしもあの当時「残業禁止令」など出されていたら私の教室は破綻していたように思いますし、少なくとも富士山の麓にある一介の教室が全国表彰されるまでにはなっていなかったのは間違いありません。
こうやって書くと「なんちゅうブラック企業!」と思われるかもしれませんが、とにかく私は自分のペースで仕事をしたかったのです。その中で例えば日曜日や深夜の誰もいない教室で仕事をしてる時の独特の感覚はこう言うと何か変ではありますがむしろ「自由を満喫」している気さえあり楽しく働いていたものです。
コンプライアンスだのガバナンスだのが叫ばれ必要以上には働けなくなっている昨今を思うと自営業個人店は「休みの日を突然開ける自由」を持っています。
生きているうち 働けるうち 日の暮れぬうち(by相田みつを)

気まぐれ火曜日営業にタイミング合えばお越しくださいね。

珈琲文明 店主 赤澤 智

おじゃ丸の他店お邪魔しますのコーナー「末廣家」

おじゃ丸(30年以上続く私のあだ名です)が日頃愛してやまないお店や店主を勝手に紹介するコーナー。

表面でも少し触れましたいつも行列のラーメン屋「末廣家」さんをご紹介します。
とにかくラーメンには困んないここ六角橋は様々なタイプのラーメン屋があり、かつどこもハイクオリティなのが嬉しいです。そんな中で「家系」といえばここ「末廣家」さんです。「吉村家認定王道の味継承店」というフレーズが看板に掲げられているのですが、何を隠そう私は恥ずかしながら未だに吉村家に行ったことがありません・・・。が、ここ「末廣家」さんは本当に美味しくて、私が注文するのはいつも「大盛り、白髪ねぎトッピング、味濃いめ、油多め」であります。この「油」というのがかなり個人的にポイントが高く、豚骨ラーメンでありながらこの「油多めの『油』」とは「鶏油」を多めにしてくれてこれが実に好みなのです。ちなみに読み方は「けいゆ」ではなく「ちいゆ」と呼ぶことをお向かい六角橋焼き小籠包の高梨さんに教えてもらい、さらに高梨さん自家製の「鶏油」をおすそ分けしてもらって先日自宅で鶏ガラから出汁をとってラーメンを作り仕上げにこの「鶏油」をかけ悦に入ったものですがもちろん私が作ったラーメンは末廣家さんには及ぶべくもなかったです。
さて、ここ「末廣家」さんで私が感心してしまうのはその味もさることながらスタッフの皆さんの接客がとても良いところです。
正直私はラーメン屋に接客の良さは求めておらず、とにかく美味しいことが全てだと思っており、実際繁盛しているラーメン屋の多くは接客うんぬんよりもとにかく美味しさこそ正義みたいなところがあり、私もそれでいいと思っているくらいです。
表面で述べたようにある日店の前を通ると誰も並んでいないことがあって、時間は2時を超えていたこともありもしかしてもう昼の部は終了したのかな?と思い店内を覗いていたら女性スタッフの方と目が合ったので「まだ開いてますかね?」と言うと満面の笑顔で「もちろん開いてますよ!どうぞ!」と言ってくれたことやこれは結構昔の話になりますが食べていると厨房にいたスタッフがカウンター越しに「珈琲文明さんですよね」と圧倒的に忙しい中声をかけてくれたりして、とにかく完全にプラスαとして好印象なんです。
ちなみに超人気店で味も圧倒的に美味しいにも関わらずやたら接客も素晴らしいというラーメン屋では他に大口にある「中華そば高野」もそうです(ここの昆布水に浸かったつけ麺がまた最高!)。そんなこんな書いていたらお腹が空いてきました。行列が途絶えた頃を見計らってまた近々行きたいと思います末廣家さん。私は年齢的にもそろそろ「大盛り」とかにしない勇気が欲しい(笑)。

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