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2026-06-06

文明通信2026年6月号

「ただチャーハンを作るだけの動画をいつまでも見ていられる私」

突然ですが私は町中華の料理人が炒飯を作るところを見るのが昔からたまらなく好きです。
激しい炎に包まれ、手際よく、オタマとフライパンが小刻みに出すビート、そしてフライパン返しに魅せられ、萌えます。
好きでつい見てしまうため我がSNS内に頻繁に流れてきてはその都度やっぱり最後まで見てしまう為エコーチェンバー効果(でしたっけ?)によりさらに流れて来てはまたやはりしっかり見てしまうという無限ループ・・・。
新山直人さんという人がよく炒飯調理動画を上げているのですがもう何度見たか知れませんし、当店向かいの「六角橋焼小籠包」の高梨さんにお願いして炒飯を作る様を動画で撮らせてもらったこともあります。
奇をてらった具材や調味料を使うでもなくシンプルでシステマティックでエモーショナルな工程に職人伝統芸の感じが漂い魅せられているのかもしれません。

当店のカウンターに座るお客様の中には「ただひたすらサイフォンでコーヒーを淹れている様をじ~っと観察している」という人が一定数いらっしゃいます。
これこそ複雑な調理工程等一切なく、コーヒー粉とお湯と、そして炒飯でいえば「フライパン返し」にあたるのは「攪拌」くらいでして単純作業この上ない工程であるといえます。
19年間毎日毎日サイフォンでコーヒーを淹れ、それこそシンプル&システマティックな作業をこれまでに20万回以上繰り返してきました。
カウンターに座りサイフォンをじ~っと眺めている人の気持ちがもしも先に述べたような私にとっての炒飯作成に見入っている時のようなものであるならばそれはとても嬉しく思います。

一見ちょっと職人芸っぽくみえるサイフォン抽出は実は恐ろしく簡単で技術的要素が「低い」ものでして誰でも手軽に出来るものであります。
今月24(水)に当店で初の「コーヒー教室~サイフォン編」を実施します。
この1日だけで、いや2時間チョイの時間だけでサイフォンでコーヒーを淹れることが完全にマスター出来ますので、「見る側」から「やる側」になりたい方はぜひご参加ください(※6/6現時点であと5名で定員になります)。

赤澤珈琲研究所 所長 赤澤 智
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★コーヒー教室・おいしいコーヒーの淹れ方【サイフォン編】
【開催日時】6/24(水)13時開始
開場12時半 終了は15時半を予定しております。
【場所】珈琲文明
【参加料金】5000円(税込み、コーヒー付き)
【お申込み】申し込みフォームからどうぞQRコードはこちら→

※決済方法
・事前決済
・事前予約制です
・定員になり次第受付終了

おじゃ丸の他店お邪魔しますのコーナー「山百合」

今回は鶴見にある珈琲専門店「山百合」さんを紹介します。
かつて「横濱の喫茶店」という雑誌に共に載った関係で(そんなに距離が近いわけでもないのに)両店共通のお客さまもいたりかつ店主同士もお互いのお店に行き来するようになりました。
山百合の女性店主慶野さんは元小学校の先生であり、前職が教育関係であることも私と類似しているそんなここの私のイチオシはズバリ「ナポリタン」です。
「喫茶店でナポリタン」という組み合わせだけでキュンと来る人は多いと思います。
でもちょっと待ってください、そういう人の思考回路を私が見透かしてみましょうか。
「ナポリタン、古き良き食べ物、レトロ」それゆえ惹かれるため、例えば一流イタリアンシェフなどの手腕を「感じさせない」庶民的な技法が重要であり、アルデンテ厳禁(笑)にして市販のケチャップの味であればあるほどいい・・・いやこれくれぐれもディスってるわけじゃなく、実は私にとっての理想の「ナポリタン考察」なんですが、世の喫茶店にあるナポリタンは意識無意識問わず、しかも誤解のないようにいいますが絶対にこれは良い意味でそうであり、またそうあってほしいと願うものであります。
しかし!ここ山百合さんのナポリタンはこの定義に照らすと「美味しさ」が頭二つくらい出ちゃってるんです・・・。
そう、もしかすると私がナポリタンに求めている要素の中では優先順位が低い「美味しさ」という部分が出ちゃってるんです(笑)。
具体的には単なるトマトケチャップというより色が茶褐色に近く、具だくさんで「美味しく仕上がってしまっている」んです。
ことナポリタンを語る場合これは誉めてるんだか何だか微妙なことになってしまいますが、「美味しいナポリタン」を味わいたい方には山百合のナポリタンを一度ぜひご賞味いただきたいと思います。
◆山百合店舗情報
横浜市鶴見区鶴見中央4-21-12
営業時間11時~19時

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