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2021-05-05

文明通信2021年5月号

文明通信2021年5月号表
文明通信2021年5月号裏

「成人を機に断酒します(!?)」 

「誰が成人やて?34もサバ読んでからに!」と言われる前に説明します。 
今からちょうど20年前の5月11日に私は一回死にました。はい、もちろん誇張表現なので、もう少しだけ正確に言うと「何もかも失って白紙状態になった」と言えるのですが、より詳細を知りたい方はこちらを読んでいただくとして→http://ojamaru.cocolog-nifty.com/blog/ つまりは第二の人生を始めてから今月でちょうど20年、生まれ変わってから二十歳の成人になったということです。ハタチと言えば酒&タバコ。20年前に私はタバコをやめました。あれから20年、今度は成人を機にお酒をやめることにしました。 
タバコは以来本当にただの一本も吸っていないのですが、今回の「断酒」に関してはかなり緩いものになるので「プチ断酒」です。ライブの打ち上げや友人との各種呑み会はバリバリ参加するしその時は呑みます(笑)。要はごく普段の日に日常的な晩酌をやめるということです。そもそも私にとってお酒とは「一日の打ち上げ」及び「寝酒」としてあるようなものでして、それはつまり「多分にストレスを吸い込んだ一日の労働からの解放のち廃人のようになって泥のように眠りたいというドM的欲求(?)も含んだ眠りに落ちるまでの儀式」のようなものでして、ゆえに呑んだ後にはすぐ気絶して寝たい(笑)ので外で(ましてや電車に乗って帰って来るなど)呑んだりするのは好きではありませんでした。 
近年気づいたことがあります。それは私にはほとんどストレスが無いということです。 
こう言うと羨ましがられそうですがそれこそ20年前の自分が聞いたら信じられないほど羨むと思います。また、寝酒に「入眠へのスムーズさ」という点は認めるものの、睡眠そのものの質は浅くなるというのは医学的に証明されていることでもあるので、これもまた人によっては羨ましがられそうですが私はもともとお酒が無くとも「眠れない」ということもないので何も「入眠」だけにフォーカスするのはやめて睡眠全体の質を良いものにしようと思いました。「酒は害悪」はたまた「酒は百薬の長」等様々なことが言われておりますが、下界のことは無視して純粋に自分自身の体の声、いやほとんど細胞レベルの声を聴いてみると根源的に私の場合「アルコールは不要」という声が近年聞こえてならないのです。 
50も半ばにしてヘルシー志向になってるのかもしれませんが、本音を言うと「何か変化を楽しみたい自分」がそこにいるという感じです。今年のテーマ「断捨離」の中でも最大の目玉がズバリ「自分という体内部屋からのアルコール断捨離」です。 
これは数年前からぼんやりと考えていたことなのですが、第二の人生が始まって無事成人式を迎えた2021年5月こそがこの「(プチ)断酒敢行」にふさわしいという思いに至りました。 
※くれぐれも「各種呑み会、打ち上げ」には前のめりに参加しますので声掛けお誘いお待ちしております(笑)。 

珈琲文明 店主 赤澤 智 

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